眼精疲労が3,500円でわかる画期的な検査を眼科で受けてみました

近頃、以前に比べて目が疲れやすくなった、夕方になると目がかすんでくる、などの症状を感じる方も多いのではないでしょうか。 パソコンでの仕事やスマホの使用などのVDT(Visual Display Terminal)による負担が深刻な眼精疲労の問題となっています。 自身もこのところ眼精疲労がひどくなってきたことを感じている一人です。 疲れを感じたときは、市販の目薬や、目にいいとされるサプリメントなどを使っています。 一時的には解消されることもありますが、疲労感を完全に取り去ることはできません。 もしかしたら、目に異常があるのかもしれないので一度検査をしてみようと思い、眼精疲労を検査する「トライイリス」や目の緊張を取り除く「ワックD5000」という機器がある都内の眼科クリニックへ行ってきました。

参考:眼精疲労Webチェック|Yahoo!ヘルスケア

眼精疲労検査は約1時間ほどでできます

さっそく眼科で受付を済ませ、待合室で待機。 あまり待たされることもなく検査はすぐに始まり、視力検査、眼圧検査、眼底検査と雲霧法を使用した眼精疲労を緩和させる眼科のプログラムも含まれています。 問診なども含めてトータル約1時間ほどで検査をおこなうことがができました。

空気を当てて眼圧を測定

まず始めにおこなったのが、精密眼圧測定でした。 眼球は房水という目の中を循環する液体に一定の圧力がかかっていることで形状が保たれています。 空気を角膜に当ててそのへこみ具合で眼圧を測定することで眼科では眼精疲労が分かるようです。 眼圧の数値は10~21㎜Hgが正常値で、眼圧が高いと緑内障のリスクが上がり、視神経が圧迫されて失明の危険性があります。 逆に低眼圧だと眼球の形を維持できなくなり、眼精疲労で視力低下を引き起こす恐れがあります。 自身は右目16㎜Hg、左目14㎜Hgで正常な範囲とのことで問題ありませんでした。

ピント調整を調べる屈折検査と眼球のカーブを測定

次におこなったのが、角膜の屈折(近視・遠視・乱視)の度合いを測る眼精疲労の屈折検査です。 機械をのぞきこむと気球の画像が見えて、ピントが正しく合うかを測定します。 眼鏡屋さんで検査をしたことのある方もいると思います。 あわせてコンタクトレンズを作る際に必要な眼球のカーブを検査する角膜曲率半径も測定しました。

自分に合ったメガネのレンズを確認する矯正視力検査

俗にいう「視力検査」で、まずは裸眼で視力検査板を見ます。 そのあとレンズをつけて視力矯正をおこない、一番見やすいものがどれかを判断し、メガネを作る際のレンズ度数の参考にします。 自身、メガネを使用しているのでこの眼精疲労の眼科で検査し目薬を貰いましたの検査をおこないました。

眼精疲労度を計測するトライイリスを使った負荷調節検査

今回の目的である眼精疲労の度合いがわかるという機器トライイリスを使った検査をおこないました。 トライイリスは、輻輳反応と瞳孔反応を計測し、その変化を波形で表します。 今までできないとされていた眼精疲労の度合いをチェックすることができるのだそうです。

下の画像は今回自分が受けた検査のものです。 近くを見るときに両眼が寄る輻輳運動と、遠くを見るときに両眼が離れる開散運動が正しく行われると 波形の大きさがはっきりと表れて問題ないのだそうです。 自分の結果は、特に異常は見られないとのことで眼精疲労のレベルとしては低いとの眼科の判断でした。

グラフの縦軸は視標移動距離を表していますが、眼精疲労もしくは何かしら眼にトラブルがある場合、波形の崩れが確認できるそうです。 瞳孔径変化に障害があるとき、波形はどのようになるのか説明を頂けたので参考として紹介します。

正常

3回の調節負担に対し、輻輳と縮瞳、解散と散瞳を再現性良く繰り返しているおり正常データである。 瞳孔反応の波形には個性があり、同じ人に対し、日や時間帯を変えて測定してもほぼ同じ形の波になる。 数字ではなく形で判断するので、正常異常の比較が容易である。


調節痙攣・調節緊張の場合

調節負荷に対して、輻輳・開散の眼球運動は問題なくおこなえているが、瞳孔が元の大きさに戻れていない。 縮瞳(緊張)状態が解放されていない。 遠視や過矯正・軽度の眼精疲労のケースに多い。


両眼視機能異常(斜位)

最初は視標を注視できているが、途中で輻輳がブレイクしてしまう。 それと同時に縮瞳も開放されている。 そしてまた視標を追随できるようになると輻輳・縮瞳ともに再びおこなわれる。両眼視機能異常(斜位)、または輻輳近点の遠い人に多い。


ドライアイ

縦の線は瞬目を表している。 これが多いとドライアイの疑いになる。 ドライアイからくる疲労もあるといわれており、疲労を訴える患者の原因を探る上で一つの参考データになる。


IT眼症・眼精疲労

調節負荷に対して、瞳孔の反応がほとんど見られない。明らかに異常であるといえる。 パソコンやスマートフォンといったVDT差表に従事されている人に多い。 このような状態でレンズ処方をおこなうのは過矯正のリスクがある。 輻輳は問題ない場合もあるが、眼球運動と瞳孔反応は連動するという考えが一般的であり、輻輳が問題なく、瞳孔反応のみに異常があるというのは近見反応のバランスが悪いということになる。

眼科のワックD5000を使い眼の緊張を緩和させる

トライイリスでの眼精疲労度をチェックしたあとに、眼科でワックD5000いう機器を使って眼の緊張を和らげることをおこないました。 両目で機械をのぞくと、中に風景の写真が見えます。 ぼやけたものやくっきり見えるものが20秒ごとに切り替わっていくのを約5分間見続けます。 眼精疲労は、近くにあるものを長時間注視し続けることが眼調節系の筋疲労の原因の一つに挙げられています。 この機器は、雲霧法というピントが合わない状況をあえて作り、間接的に毛様体筋を刺激することで眼精疲労を取り除くことができるもので、遠くの景色を長時間眺めるのと同じ効果が得られるのだそうです。

 眼精疲労検査とトレーニングが可能な機械

強い光を当てて肉眼ではわからない部分の異常を見る細隙燈顕微鏡検査

次におこなったのは細隙燈顕微鏡検査です。 細くて強い光を眼に照射して涙の状態や結膜・角膜、水晶体、硝子体などの異常を検査するものです。 こちらは特に異常は見られないとこで安心しました。

自分の眼の中を画像で確認する眼底3次元画像解析

最後におこなったのが眼底内の異常を画像で解析する眼科の検査です。 初めて自分の眼底を画像で見たのですが、少し感動しました。 特に異常が見られないので問題はないとのことでしたが、もしかしたら眼精疲労を感じるのは視神経にトラブルを起こしている可能性があるので、気になるようであれば更なる精密検査を受けることをおすすめします、との診断でした。

今回の眼精疲労検査の結果

眼精疲労がひどく感じていたので、どこかしらに異常があるのではないかと多少の不安を持ちながら検査を受けましたが、今のところ特に問題なく眼も正常だとわかりホッとしました。

気になる検査費用は?

これだけの眼科の検査をすると気になるのがその費用です。 5~6,000円は覚悟していましたが、今回は保険適用で3,470円で済みました。

眼精疲労で処方された薬

治療の必要はありませんでしたが、処方箋で点眼液を出してもらい今回の検査は終了しました。 そして眼精疲労の改善に出されたものは、シアノコパラミン(ビタミンB12)配合の点眼薬でした。

点眼液 成分(1ml中)
ソフティア点眼液0.02% シアノコパラミン0.2㎎含有

最後にルテインサプリについて聞いてみました

眼精疲労の検査報告を聞く際に眼科の院長先生にルテインのサプリメントについて聞いてみました。 ルテインが眼の状態をよくする効果があるとのことで、そのサプリメントを飲むことについてどうでしょうか?とたずねると、「ご自身の判断でお使いになればいいと思います。特に問題はありません。」とのこと。 肯定も否定もせずといった感じでした。 また、処方箋薬局の薬剤師さんにも聞いてみると、「ルテインのサプリメントはあくまでも栄養を補助するものですから、飲んだからといって眼精疲労の治療の代わりになるものではないです。」といわれていました。 やはりサプリメントは状況に応じた使い方で、過度な期待は持たないようにするのがよさそうです。

 眼科医も驚いた!ルテインのサプリ効果が視力をアップさせる

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